Sat, 09/27/2008|思い出 あの頃。俺の歯茎は夜食だった。
musicman storeで全曲試聴出来ます♪
繋がりは等しい。等しいは繋がっている。
暖かいよ。
楽しみにしていたドリフ「あんたらもう寝なさい。」母親はいつも厳言で厳しかった。
頭の中ではいかりやの「8時だョ!全員集合~!」の掛け声のリフレイン&リプレイでMOVIEがループの如く流れ出す。
見たい見たい。今頃お客さんの前で何が起こっているのか。考えただけで突如好奇心と空腹が体の中で駆け巡る。
「お腹すいた」
母親は「寝たら忘れられる」と腕を叩かれ、もう一度「お腹が空いた」と言ったら、「夢でごちそうがいくらでもある」と抓られた。
僕はどうにもこうにも空腹が満たせず歯茎を爪で齧ってお夜食代わりにした。
歯茎は真っ赤だと思っていたが、実は如実に白かった。抜本的にショックキングだったのを覚えており、実はそれが血液であり暖かく感じてならなかった。
“これが人間なんだ!”
生きる事を覚えた瞬間だった。
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