Fri, 02/29/2008|編集作業 マスタリィィィィィィィンッグ
musicman storeで全曲試聴出来ます♪
それにしても、ここ最近のマスタリング事情どうなってるの?
電圧がどうのこうので、海外でレコーディングするアーティスト少なくなってきてるでしょ?!音圧でなんとかしちゃえって感じ?
プロのメジャーなレコード会社のシーデー聴いてても、歪んでるぽく聞えるのに遭遇したり、何がやりたいのか?作ってる本人も答えが解ってないんじゃない?てことない?
聴かせどころのバラードな曲でああもサビの部分でクシャっとされたら、ちょっと残念に思うこともある。
とにかく楽曲に合ってればそれでいいんだよ。メイクなんだから。Mix一つにしてもアレンジの半分はイメージ変わるんだしさ。あ、あれだなあれ。原作と脚本関係。脚色ひとつで原作のイメージが180度変わるという。漫画がアニメ化されたとき、あーこの声思ってたのと全然ちがう。みたいな。
あっ話反れた。でも論点はズらさないから大丈夫。もしズれてもどこかで誤魔化して軌道修正するから。任せておいて!
マスタリングで、こういうの試したことある人いるかな?
Mix最終トラック(Master)をステレオではなく、各モノラル(LとR)でマスタートラックを作って、いつものようにプラグをブチ込む。
で、最終段のところでマキシマイザーで持ち上げる。L3とかあればそれに越したこたねーけど、するとすげ~音圧上がるの!
てかダイナミクスの少ない曲なら終始0.0dB状態だから、見ていて気持ち良いの悪いのw笑けるくらい面白いよ。
じゃがステレオだとそれが難しい。ギターソロとかを左や右にパンニングしてるとどうしてもそっちに偏って、音入ってない方に隙間空いちゃうの。
ちょっとやってみた。テストは今人気沸騰中のpuppy kittenの?! (fiction)て曲でちょうどギターソロのところ。

この曲ギターソソロソロが左に定位されてるの。その他のパートは大体五分五分で同じくらいの音量。
左のステレオトラックに比べ右2つの左と右の各モノラルはパンパン状態になっている。激しいロック調だと終始0dBが期待出来る。
モノの設定は通常のステレオトラックをモノラルに分割して全てのプラグインの設定を全く同じにしたものである。
MP3で変換後取り入れた波形だが、これを見てもご覧の通り。

一見ぱっとみ、左(L)はいうほど変わらないが、下のMonoトラックの右(R)がStereoの右に比べて波形の幅が大きく見える。
各音源をMiki比べれば一目瞭然?である。
通常のステレオ 各モノラル
左側が通常のやり方で、右側が今回の実験の為のやり方。
Miki比べてどう違うかは、聴く人の耳次第だと思うけど、ステレオに比べ各モノはなんか左右で振り分けた音がセンターに集まってる感じがする。しかし俺は曲調によっては使えるなと思った。荒削りなパンクロックとかね。しかしここまでステレオと各モノの違いを出すには、マキシのThresholdでクランチ状態にし、クシャンクシャンに潰さないと効果はあまり期待出来ないので、よっぽどの音圧バカにしかお勧め出来ないかね。。しかしそんなにめっちゃ変わらないということは、やっても仕方ないという見解と、今後の新たな発見のために?やる価値は十分あるという二通りになるわけで、俺の回答はやりたいと思ったときにやればいいんじゃねでした☆
やぱ今回も楽曲本位というのが結論でした。
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